ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

まだ続くコロナ感染、緑茶で99.9%殺菌できる、米国の実証実験。

コロナウイルス感染症が昨年5月に「5類感染症」に移行してからちょうど1年が経過したが、いまだにコロナ感染者が跡を絶たない。そんな中、米国・ジョージア大学食品安全センターのウイルス学者マラック・エセイリ博士らが、お茶がさまざまな文化圏で呼吸器疾患の治療に重宝されてきた歴史に着目、お茶が口内の粘膜に感染したコロナウィルスにも効果を発揮するかどうかや効果的なお茶の種類を確かめるため、市販の茶葉を使った実験を行った。実験では、ティーバッグ1袋をカップに10分間浸して飲む濃さのお茶を作り、お茶はミルクや砂糖を一切入れないストレートティー。お茶の種類は、「紅茶」「緑茶」「ミントティー」「ユーカリミントティー」「ラズベリージンジャーティー」の5種類。これらを、コロナウィルスが含まれる唾液と混ぜてみたところ、5種類のお茶すべてが10秒以内に96%以上のウイルスを不活性化させることがわかり、最も効果が高かったのは紅茶で、減少率は99.9%に達したという。お茶をうがい薬(洗口剤)として使うことも想定し4倍(4パック)の濃度で作った抽出液で同様の実験をしたところ、5種類のお茶すべてがウイルスを99.9%減らすことが確かめられた。お茶には主にカテキンの形で抗酸化物質のポリフェノールが含まれており、抽出液に含まれているポリフェノールの濃度とウイルスの減少率が深く関係していることが、この実験で証明されたという。「転ばぬ先の杖」ならぬ「コロナにお茶」、外から帰ったら「お茶でうがい」を習慣にしよう。