ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

円安介入で2兆円儲かった政府、「国民に返せ」と森永卓郎氏。

経済アナリストの森永卓郎氏(66)⬆が、ニッポン放送の番組に出演。円相場が急変した4月29日の外国為替市場で、政府・日銀が5兆数千億円規模の円買いドル売り介入に踏み切った可能性が高いと発言した。森永氏は「為替介入の正式発表は5月下旬なんですけど、日銀の当座預金というのが発表になって、これが5兆円減っていた。5兆円減ったっていうのは為替介入のほかに使い道は考えられないので、5兆円分為替介入しただろうって」推測、「なぜかメディアはこれを一切報じない、5兆円分売り飛ばしたわけですよ。日銀が過去にドルを仕入れたのが(1ドル100円程度)」だったはずだから3割、4割の儲(もう)けが出ている。ざっくり計算すると為替介入で2兆円くらいボロ儲けしたわけです。これを誰も言わない。でも大人1億人だとすると1人2万円ですよ、夫婦で4万円。(国民に)還元しろよぉ!」と力を込めた。たしかに、森永氏が言うように、円安介入に過去に安く買った手持ちのドルを使えば莫大な利益が出る。これほどわかりやすい話を日本のメディアはなぜ一切報じないのか?さらに、森永氏は「円安介入で儲けたお金は外国為替特別会計というところに隠してあるわけです。これは決算が出るまで、いくら隠してあるか分かんない。増えているんだけど、その残高を公表しないから、まだ分からない。含みも含めたら何十兆円。それを出せよって私は思う。財務省がいけないんです」と批判。これだけ財務省やメディアを国民にわかりやすい言葉で批判し続ける森永卓郎氏、TVのコメンテーターを干されてされてしまっている理由が良く分かる。