ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本GDP4位転落、でも一人当りGDPの凄さに驚く中国経済学者。

我が国がGDP世界4位に転落した事実を受けて、中国のSNSメディア微博(ウェイボー)に、中国で著名な経済学者・馬光遠(マー・グアンユアン)氏⬆が、「日本経済は30年成長していないのに1人当たり国内総生産(GDP)が4万ドルを保っているのは成功か失敗か」と題する評論動画を掲載した。 馬氏は「多くの人が日本経済の失われた30年について、人類の経済発展史上の失敗例だと認識しているが、私は逆の認識だ」とし、30年もの間、経済が成長しない一方で、1人当たりのGDPが4万ドル(約600万円)前後をキープしている日本の経済力に注目。その背景には産業の高い競争力があり、特に半導体製造設備や光学材料の強みを持つ日本は半導体の産業チェーンで替えのきかない地位を築いている、と指摘、さらに「経済力が30年も発展していないのに国民の所得が高く、産業の競争力が強いというのは失敗例か、成功例か。高齢化などのさまざまな圧力を抱えながらどれだけの国が同じことを成しえるのか。こんなことができるのは日本だけだ」とし、日本の「失われた30年」はむしろ成功例、他の国々が「実現すべき目標」として模範にするべきだ、と論じている。確かに、この30年間、給料アップのデモや交通ストライキを見たことのない我が国ニッポン、馬氏が言う通り「国民が、何の不満も持たずに暮らせる国」であることは間違いないようだ(笑々)