ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「日本は三流国?」GDPを信じる在米中国人からのクェスチョン。

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国のソーシャルニュースサイトRedditにアメリカ在住の中国人からAsk Japanese「日本人に質問」というスレッドが立った。「第二次世界大戦後、日本はその成功で世界に衝撃を与えました。ソニーTR-63トランジスタラジオや 1979年に発売されたソニーウォークマンは、1980年代と1990年代のiPhoneでした。日本の一人当たりGDPは米国を上回り、私が若い頃、アメリカでは「アメリカは戦争に勝利したが、日本は平和に勝利した」という格言がありました」「しかし今日、私は日本の一人当たりのGDPがスペインを除くすべての主要なヨーロッパの国を下回っていることに気づきました。現在の傾向が続く場合、それはスペインを下回るでしょう。現在の日本には注目すべき国際的なソフトウェアブランドはありません」「しかし、日本は国民が変革を求める声を出す事もなく、国を活性化するためだけに躍起になっているようです。どうしてですか?」。GDPとは1国内で1年間に行なわれた経済活動の規模(金額)を示す数字として86年も前の1934年にアメリカの国民所得統計が作成されて以来、GDPが世界で最も注目される経済の指標になった。しかし、約1世紀前の経済指標GDPは 実質的な1国の経済力を示す数値としては古すぎるため2011年の国連総会でGDPに代わる新統計は経済成長率ではなく、一国の経済活動の持続可能度を示す4つの資本(人的資本、生産した資本、社会関係資本、天然資本)の残高を計算して各国の「暮らしの質」を集計する方式が採択された。このGDPに変わる新統計IWR2012で、各国の「暮らしの質」を集計し直してみたら、世界1位になった国はアメリカや中国ではなく、何と、わが国日本だった。いまだにGDP神話を信じている在米中国人は、どうやらこの国連の新統計システムIWR2012の数値をご存じ無いようだ(笑)