オランダを代表する画家ゴッホの作品を展示するアムステルダムのゴッホ美術館。会館50周年を記念する企画として、ゴッホの画風で描かれたピカチュウやイーブイ、カビゴンなど日本の人気アニメキャラクターの絵が展示された。館内に併設されているギフトショップでは、ポケモンとのコラボクッズも販売されショップには多くの人々が殺到、文字通りのカオス状態に。その大混乱の様子が⬆映像でSNSに投稿されるなど、オランダ国内を始めヨーロッパのネット上で大きな話題になっている。「ゴッホ美術館は今、日本のグッズに支配されてしまった」「この人たちはゴッホの事を知ってるんだろうか?」「ゴッホもあの世で衝撃を受けてるだろうなぁ」「我がオランダで、ゴッホとポケモンとのコラボがやって来ていい時期だったんだ!」「ゴッホ美術館はポケモン人気の熱量を把握してなかったのかな?」。「ピカチュウファンが殺到してあんなふうになってしまったのは残念だ。ポケモンとゴッホに対する愛情が、静かに意図した通りに融合されていくといいね」。ゴッホとピカチュウのコラボレーションという日本人にとってはあまりに奇抜過ぎると思えるこの企画、ゴッホ美術館では、ゴッホの芸術が日本文化の強い影響を受けていたことからピカチュウとのコラボを思いついたのだという。浮世絵を通して「空気の透明さと明るい色彩の日本の風土」に憧れたゴッホ、現代の浮世絵である日本アニメを見たら、さぞや面食らったに違いない(笑)