ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マイケル・ジャクソンが白人になったのは整形のせいでは無い。

キング・オブ・ポップと称され、アメリカを代表するエンターテイナーであり続けたマイケル・ジャクソン。彼は生涯にわたり、容姿が変化し続けたことでも世間の注目を浴び続けた⬆。マイケルは、自らの外観を修正するために複数の形成外科手術を何度も行った。 「スリラー」の頃には鼻が細くなり、「バッド」の頃には顎に中裂が入り、鼻先が上を向くようになった。それからは鼻筋がどんどん細く、不自然に見える形となっていった。黒人のマイケルの繰り返しの整形手術は「白人へのコンプレックス」が原因と囁かれたが、マイケルの死後、20年来マイケルの主治医だった皮膚科医アーノルド・クライン医師が驚くべき証言を行った。「マイケルは白人になりたがってなどいなかった。彼は自分が黒人だと言う事に誇りを持っていた。肌が白くなったのは、皮膚の色素が失われる病気「白斑」だったからだ」と。マイケルの皮膚は「スリラー」の発売頃から肌が白くなり初め、「デンジャラス」の頃完全に白くなった。しかし、マイケルが患っていた皮膚病「白斑」による皮膚の色は、白人の皮膚の色とは明らかに異なる「純白」「蒼白」と呼ばれる異質な皮膚の白さだった。マイケル自身も「これは、色素を破壊する肌の病気なんだ。父によると父方の遺伝らしい。僕だって悩んでいるけど自分ではコントロールできない。むしろ抑えようとしている。肌の色を均一にするメークも大変なんだ。」と生前その悩みを語っていた。マイケル・ジャクソンが白人に憧れ整形で肌も白くした、という説は大いなる誤解だったのだ。