ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

速球打ち吉田正尚.375大谷翔平.331、首位打者取るのどっち?

MLB2023シーズンが、前半戦を終了した。レッドソックスに今シーズンから加入した吉田正尚選手 ⬆は、前半戦を終え、本塁打10本、打率は.316でリーグ首位打者のディアス(レイズ)とは7厘差の3位に付けている。前半戦最後の試合では7試合連続でマルチヒットを放ち、あのイチロー選手が持つ日本人最長マルチ安打記録に並んだ。後半戦で吉田選手は果たしてイチロー選手以来となるメジャー首位打者を取れるだろうか。打率部門では三冠王も視野に入れる大谷翔平選手が前半戦終了時点で打率302で6位に付けている。吉田選手が首位打者を取れるだろうという根拠は、MLB公式のデータサイト「Baseball Savant」を見 ると、吉田選手は今シーズン94マイル(約151.2キロ)以上の速球(フォーシーム、シンカー、カットボール)に対し、打率.375とハイアベレージを残しているからだ。これに対して、三冠王も射程圏にある大谷選手はストレートやツーシームといった速球(151.2キロ以上)の打率が、昨シーズン打率3割2厘だったのが今シーズンは3割3分1厘と大きく数字を伸ばしてはいるが、吉田選手の速球打率3割7分5厘には及ばない。過去にメジャーに挑戦し、速球を打ち崩せず消えていった日本人選手(例:筒香選手の速球打率.077)  が多い中で、昨年日本プロ野球オリックスで、球速155km〜160kmの速球打率で.417と驚異的な数字を残し、速球にめっぽう強い吉田正尚選手、ぜひメジャーで首位打者を獲得して欲しいものだ。