ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「井上尚弥はフルトンに勝てる」井上を知るWBA・IBF元王者が断言。

7月25日バンタム級4冠を統一し、スーパーバンタム級に階級を上げ第1戦で、WBC/WBO王者のスティーブン・フルトンに挑む井上尚弥選手。過去24戦全勝21KOの井上、フルトン21戦全勝8KO。井上は身長165cm、リーチ171cm。フルトンは身長169cm、リーチ179cm。その体格の差からフルトン優勢の声がある中、「井上が圧勝する」と断言するのは、井上選手が「過去戦った中で最も強かった相手」と繰り返し口にする元WBA・IBFスーパーフライ級統一王者の田口良一氏だ。田口氏は井上尚弥が唯一KO出来なかった選手としても有名だが、その彼が「自分は井上くんのパンチをもらって、あの怖さを味わっていますがフルトンは井上くんのとんでもない強さを理解できていないんじゃないかな。フルトン自身も下のクラスのチャンピオンだという印象なんでしょうね。フルトンの試合映像を見ると、下がってクリンチするシーンが多く、足が突っ立っていて重心も高い、フルトンの怖さって、正直感じませんね。なぜ、フルトンが井上くんに対してあんなに自信満々なのか、ちょっと分からないというのが率直な印象です。お互いが相手の出方を窺う序盤戦は五分だとしても、井上くんが流れを手繰り寄せてKO勝ちすると思います。井上くんのボクシングは非常に理詰めであると同時に、爆発力も秘めています。流れを作りながら倒すタイミングを測り、ドンピシャで正確なパンチを当てる。自分は、完全に井上くん有利という印象です」と語った。 井上尚弥に唯一KOされなかった男の言葉だけに、何故か納得させられる。