ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

神の子メッシ「台湾は中国ではないのか」政治的発言か。

中国で行われるオーストラリアとのサッカー親善試合のため、北京の空港に降り立ったサッカー界の至宝、アルゼンチン代表のメッシ選手(⬆左から2人目)が、突然、空港の警察官に取り囲まれた。メッシ選手はアルゼンチンとスペイン2つの国籍を持っていて、過去にスペインのパスポートを使って、ビザなしで台湾に行ったことがあったため、中国にもスペインのパスポートがあればビザなしで入国できると勘違いしていたためだった。ビザ発行のために空港で2時間待機することを余儀なくされたメッシ選手は、足止めされたことにイラ立ち「台湾は中国ではないのか」と発言、大きな話題となった。「台湾は中国の一部」という解釈から中国と国交を結び、台湾との国交を断絶した中米の国ホンジュラスが話題になったのはつい最近の話、「台湾は中国ではないのか」という神の子メッシの発言も政治的な色合いの濃いメッセージと勘違いされそうだが、空港で長時間足止めを食ったイライラ発言に過ぎなかった。今のところ、中国政府は、メッシ発言を「台湾は中国の一部」という主張のプロパガンダ(宣伝)に利用していないが、サッカー界のスーパースターであるメッシのこの発言は、中国政府にとっては有り難い発言だろう。一挙手一投足が注目される神の子メッシだからこそ、政治問題に敏感な中国でのウッカリ発言には、注意が必要だったと思われる(笑)