ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ネットを揺らせない「久保健英」を和製メッシと呼ぶな。

f:id:gunjix:20200922152237j:plain

現代サッカーで世界最高の選手と言われている「リオネル・メッシ」。彼と同じバルセロナ下部組織出身で、メッシ選手のようなドリブルの動きのなめらかさやスピードを備えていて「和製メッシ」と呼ばれるスペインリーグ1部ビジャレアルに所属する19歳の久保健英選手。マスコミはしきりに「天才」とモテはやすが、その活躍ぶりがどれほど凄いのか、いまいちピンとこない。その理由について、スペイン紙『AS』のホセ・アントニオ記者が語っている。「あんなにドリブルが上手くて、何度ゴールに近い位置まで入り込んでいけるのに、肝心のシュートが決まらない。そこにたどり着くまでのプレーは素晴らしいだけに、もどかしいんだ。シュートを撃ったら大切なのは、ネットを揺らすことだよ」。確かに、ゴール寸前でシュートを決めきれない久保健英選手の姿を何度も目にする機会が多いのは確か、スペインリーグでゴール数は35試合出場で4ゴールだ。同じ19歳当時のメッシ選手は同じスペインリーグでわづか25試合出場ながら2倍の8ゴールを記録している。アントニオ記者は「もしタケが“ゴールを身につける”ことができたら、バルサやマドリードでも長い期間プレーできるような真のワールドクラスになれる」と断言している。日本のマスコミが久保健英選手を「天才」とモテはやしても、ゴールに近い位置から「ネットを揺らせる」メッシのような「勇気」を持ちあわせていない彼は「天才ドリブラー」だけで終わってしまいそうだ。サッカー界のレジェンドであるジーコ氏は「彼はまだ若い。それなのに、強いプレッシャーを与えるのは、絶対に彼の将来のためにはなりません。だからこそ、『日本のメッシ』という呼び方はやめてほしい」と語っている。日本のマスコミよ、どうする(笑)