インターネットの世界的な普及によって、日本の春を告げる花「桜」の美しさが世界的に知られるようになった。ソメイヨシノが満開となる3月末に合わせて、来日を予定する外国人も年々増加している。世界中に美しく咲く花は沢山あるのに、なぜ日本の「サクラ」だけが特別視されるのか、という疑問の声が、世界的なネタ画像投稿サイト「9GAG」に投稿された。これに対する世界の国々からの反応「桜は欧米をはじめ、他の地域でも咲いてはいる。だけどそこに文化的な背景はなくて、日本とは違って開花が特別なものではないんだ。他の花木となんら違いはない」「実際に青空に映える桜は特別な美しさがあるからなぁ。それは認めないといけないと思うわ」「たしかに各国に美しい花木はあるけど、みんなサクラの美しさだけに感動してるわけじゃない。環境とかそういう諸々を含めた上でだから」「サクラが日本で特別な存在になってるのにはちゃんと理由がある。一年に一度しか咲かないのに、3日から10日で散ってしまうからなんだよ」「日本の特別性は桜に文化的な価値を認めてる点にある。子供の頃に住んでた家の前に桜の木が、日本にある物と全く同じ桜の木があったんだ。だけど、誰もその桜に価値を見出してなかったよ」「日本では1つの公園が桜で埋め尽くされるからね。そして花見や飲み会さえ行われる一大イベントになってる」「日本では桜の花に、象徴的な意味合いを持たせてもいる。他の国では花木にそういう文化的な意味合いってある?」。日本人のみならず世界中から愛される花「桜」、これはまさに「サクラマジック」⬆という他はないだろう。