ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「打者がみんな足を引く大谷のスライダー」甲斐捕手が目撃。

WBC中国との初戦、先発した大谷翔平投手 ⬆が4回を投げ無失点で勝利投手となった。初めてバッテリーを組んだ甲斐拓也捕手⬆が、試合後、初めて受けた大谷投手のボールの印象について振り返った。先ず、大谷が速度の違うスライダーを投げ分けていたことについて「やはり球は強いし、スライダーがなかなか僕も普段取らないスライダーなので。落ちてくるというよりちょっとホップして浮いてくるようなスライダーで、バットとの接点はなかなかないのかなと…」と驚き、大谷の内角を突くスライダーについては「右打者はみんな足を引くような球。あの曲がりはなかなかない。それだけのボールだと思う」とうなった。大谷が投げたスライダーがストライク判定だったのに体を後ろにのけぞらせた中国チームの打者、元ソフトバンク真砂選手も、試合後「(大谷が)投げた瞬間(体に)当たるかなと思いました。それぐらいのスライダーでした」と証言している。さらに、大谷が出力を上げた瞬間の球威について甲斐捕手は「球めちゃくちゃ強かった。一気にギアちょっと入れた感じ。本人の中のスピードの変化、(力を)入れるべきところは入れてというところがあったと思います。あんな(強弱の)振れ幅の投手は見たことがないですね。コントロールできる翔平がすごい。100の出力を50でやるっていうのは難しい部分なのに、それはほんとにすごいと思った」と自在にボールの出力を変えられる大谷のコントロールに甲斐捕手は、メジャー15勝 投手の「凄み」を感じた様子だった。