ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ATARIMAEは、世界の共通語になれるだろうか?

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本人サポーターが試合後の客席でゴミを拾う様子が話題になり、今や各国のサポーターにも普及し、真似しはじめているという。そんな中、カタールの放送局「アルジャジーラ」は「なぜ、日本のサッカーファンは試合後に清掃するのか?」と題した動画を公開、日本人サポーターゴミ拾いをする理由について、会場でサポーターに直撃した。会場外で日本人サポーターにマイクを向けて「あなたたちは世界中で有名です」「なぜ日本のファンは清掃をするのですか?」と質問。返ってきたのは「当たり前」という日本語だった⬆。日本人の女性ファンは「使う前より使った後をキレイにすること。それは当たり前。いつも感謝の気持ちを持つことを習っています」と答え、さらに複数の日本人サポーターが発した「当たり前」の言葉にインタビュアーは「ATARIMAE?」と関心を持った。意味を聞かされたインタビュアーは「Atarimaeは史上最高の言葉ですね」と感銘を受け、字幕でも「当たり前の定義:obvious, common, normal」と紹介された。インタビュアーは最後に「世界にもっとATARIMAEが広がればいいと思っています」と結んだ。「使った後をキレイにするのは当たり前」、この日本の美しい習慣は、世界の国々でATARIMAEになる日は、果たしてやってくるのだろうか。