ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本語「Tsundoku」なぜNYタイムスやBBCは注目したか。

積読(ツンドク)という日本語が、BBCやCNN、NYタイムズ紙など、海外のメディアでひんぱんに取り上げられた事により、そのままTsundokuで通じる国際語になりつつあるという。基本的にはユーモアに富んだ日本語として紹介されているのだが、アメリカのネットメディア「Big Think」が、その効能に迫った特集記事を次のように配信している。⬆日本語の積読「ツンドク」とは、購入したものの読んでいない本の山を表す単語である。つまり、積んでおく(物を積み上げる)と読書(本を読む)を組み合わせた合成語である。多くの読者は、読むつもりも無いまま棚に置いておくためだけに、本を購入している。統計学者のナシーム・ニコラス・タレブは、「未読の本に囲まれていると、知らないことを思い出させてくれるので、人生が豊かになると信じている」と語っている。ツンドクは、年をとるにつれて、より多くの本が蓄積され、棚にある未読の本の数がどんどん肥大化し、あなたを威嚇するようになる。 図書館に匹敵するコレクションを所有しているにもかかわらず未読本のコレクションとなっている状態は「反図書館」と呼ぶべきものだろう。しかし、ある研究によると、本の所有は別の意味で、大きな効果をもたらすこともある。80 冊〜 350 冊の本がある家庭で育った子供たちは、大人になって読み書き能力、計算能力、および情報通信技術のスキルが向上したという調査結果があるからだ。洋の東西を問わず、読書好きな人々の悪しき習性である「Tsundoku」。これを罪悪感を持たずに堂々と口にする日本人を、海外メディアは羨ましいと思っているようだ(笑)