ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

松山英樹マスターズ優勝で感動を呼んだキャディ「一礼写真」がこれ。

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ゴルフの米男子ツアー、マスターズ松山英樹(29)が日本人念願のメジャー初制覇を成し遂げた。圧倒的な歴史と伝統を誇るマスターズ。その価値は特別で、特に米国では、大きく報じられているが、米ESPNはツイッターで、主役の陰にかくれていたものの、この偉業達成に絶対に欠くことのできなかった早藤将太キャディーの「ある振る舞い」をクローズアップした。松山が優勝を決めた直後、キャディーの早藤は最終18番ホールで手にしていた黄色いピンを右手で持ってホールに戻す。その直後、一連の流れで緑色の帽子をとって、コースに向かって深々とお辞儀したのだ⬆。このシーンを「ショウタ・ハヤフジがコースに頭を下げた」と、米ESPNは映像付で取り上げ、ツイートしたのだ。 この動画がツイッターに投稿されると、投稿から1時間半後(午前10時時点)ですでに25万回が再生され「日本人はとても威厳があり、敬意を表する人々だ」「名誉と尊厳は日本文化に根付いている」と称賛のコメントが相次いだ。また、コロナ禍でアジア人への差別が社会問題となっている米国において「不必要なアジア人への憎しみが多くあった年に、松山英樹がマスターズに勝つところを見られたのは素晴らしいことだ」との声もあがった。日本選手はスポーツの中でも、自然と頭を下げて周囲や仲間に感謝を示す振る舞いをする。松山のマスターズ制覇という偉業は日本人初という形で強調されがちだが、目立たないが偉業を影で支えた人の、このような「振る舞い」にスポットライトが当たったことは、同じ日本人として何とも誇らしい限りである。