ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

24歳の高梨沙羅、アホネン32歳で達成の世界記録に並んだ。

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ロシアで行なわれたスキージャンプの女子ワールドカップ(W杯)に出場した高梨沙羅 選手が、合計230点で3位に入賞。キャリア通算108度目の表彰台に上がり、男女を通じて、90年代に活躍した男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)⬆上写真左の世界記録に並ぶ歴代最多表彰台記録の「偉業」を達成した。15歳から積み上げてきた108度目となる表彰台に「偉大なアホネン選手と記録が並べたということで嬉しい」と高梨選手からも笑みがこぼれたという。W杯通算36勝(歴代4位)の偉人に並び、さらに新記録の達成にあと一歩と迫ったのだから当然だろう。ポーランドの有力ポータルサイト『Wirtualna Polska』は、 「まだ24歳のタカナシは間違いなくスキージャンプ史で永遠に名を残すことになる。彼女はアホネンが16年に渡って積み上げ(32歳で)達成した108回の表彰台という男子ジャンプ界でも不滅の記録に、25歳にならないうちに並んでしまった」とそのスピード達成記録を「なんていうことだ!」と興奮気味に高梨選手の凄まじさを伝えている。さらに「サラ・タカナシは、まだ2試合も今シーズンの試合を残している。彼女の現在の調子とクオリティーを見ると、アホネンの記録が破られる日は近いと言えるだろう」と断言した。残り2戦となった今シーズンの個人総合では、現在、首位のマリタ・クラマー(オーストリア)に5点差の2位と迫っている高梨選手。アホネンの大記録更新とともに4シーズンぶり5度目の総合女王に輝けるかどうか注目されている。