ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

長嶋一茂・石原良純・高嶋ちさ子は、ナゼ視聴率を取れるのか。

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長嶋一茂(54)、石原良純(58)、高嶋ちさ子(52)の3人によるトークバラエティー番組『ザワつく!金曜日』が、1週間の世帯視聴率争いでバラエティー部門のトップに躍り出た。これだけ高視聴率を稼げるのは、この3人の話が抜群に面白いからだという。高嶋ちさ子は一茂と良純を平気でこきおろすし、一茂と良純も逆襲する。3人ともに共通しているのはめいめいが好き勝手に話すところ。どんな話が飛び出すか分からないのが魅力だという。バラエティ番組で、今や主流となっているタレントがひな壇にズラリと並んでトークする番組の会話がつまらないのは、話すそれぞれが、いかに人より目立つトークをしようかと必死になっている様子がみっともないからだ。3人は誰に対してもリキむこともなく忖度することもない。視聴者に媚びることもない、つまりひな壇タレントによく見られるガツガツして人より目立とうとする雰囲気がまるっきり見えてこない、これが視聴者にとっての一番の魅力に映るに違いない。政官界のみならず、誰もが多少なりとも忖度が求められ、周囲に好かれる努力を強いられている現在の世の中で、自由で伸び伸びとした3人の存在は極めて異色なのかもしれない。また3人に共通しているのが親の七光から自立している点だろう。いくつになっても親のスネをあてにしてているだけの七光芸能人が多い中で、それぞれに親の七光から立派に自立できている3人だからこそ、視聴者は彼らの話に耳を傾けてくれる、と言えるだろう。