ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

採用面接「給与はいくら欲しい?」にビル・ゲイツ氏の模範解答。

f:id:gunjix:20201113230835p:plain

イクロソフト社で、過去に数千人を面接採用してきたビル・ゲイツ氏は、採用候補者に何を求めるのかを良く理解している。しかしゲイツ氏が逆の立場つまり採用候補者になったら、採用面接をどう切り抜けるだろうか?ユーチューブ動画「ステート・オブ・インスピレーション」で、ゲイツ氏が、マイクロソフトの仕事に応募し、採用面接を受ける若手ソフトウエアエンジニアの役を演じている。面接官に扮したのは、プロバスケのNBAのスター選手ステファン・カリー(⬆上写真右)。カーリー面接官が「この仕事に期待するあなたの給与はいくらですか?」と質問すると、ビルゲイツ氏は「自社株購入権制度が使えるといいなと思います。私はリスクを取ることができ、この会社には素晴らしい未来があると思うので、現金での報酬よりも自社株購入権を持つ方を選びます。他の一部の企業では多額の報酬が得られると聞きますが、公平な待遇と自社株購入権制度を重視してほしいです」と回答して見せた。自社株購入権制度を選ぶことで、ゲイツ氏が自分がリスクを取る人間であることや、会社やその商品、そしてその未来を信じていることを面接官にアピールできたというわけだ。さらに、「他の一部の企業では多額の報酬が得られると聞いています」と言ったことで、給与に関するあらゆる議論で優位に立てるようにしている。この言葉からは、自分には候補者として大きな需要があるが、公平に扱ってもらえれば良きチームプレーヤーになるだろうということを面接官に記憶させることができる点でも 模範的な回答と言えるだろう。ビル・ゲイツ氏の名言に「上手くいく保証はないが、ベストを尽くしてみようじゃないか、というぐらいの勇気がなくてはならない」という言葉がある、サラリーマンにとつての至言であろう。