ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本ではフツーなのに、世界が不思議がるSOUJIの習慣。

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世界中がコロナ禍のなかで、他国に比べて感染者が圧倒的に少ない日本は、「世界一清潔な国」だからという視点で、オンラインメディアBrutが、日本の伝統であるSOUJI(掃除)に着目し、動画で紹介している⬆。「掃除は西欧人にとって雑用と見なされている。子供達が、テレビを見たり、外に出て遊んだりする許可を得るためにしなければならない仕事であるのに対し、日本では、自分の教室や学校の掃除は学校教育の一環である。生徒は、教室の掃除とメンテナンスを行い、クラスメートに昼食を提供し、トイレも掃除する。これは日本政府の押し付けた義務では無く、すべての学校はこの慣習に当たり前のように従っている。こうした慣習は、西欧諸国では児童虐待と見なされることさえあるが、日本の文化では、子供がより責任ある市民として成長することを可能にする全体的な慣習として認識されている。日本の街中にはゴミ箱が非常に少ない。それでもどこに行っても清潔だ。通りも、駅も、地下鉄でもそれは変わらない。2018年に行われたサッカーワールドカップでは、日本のサポーターが自分たちの席を掃除する事で世界を驚かせた。日本人のこの清潔さへの信仰は、清浄さを非常に重視する「神道」に由来する。不浄なものを取り去る事で浄化するという考えはつまり『掃除を通して幸福を手に入れる』という事なのだ。年末には「オオソウジ」という行事も行われる。一年分の汚れを落とし、新しい年を迎えるのだ。以上のように、我々日本人がごく当たり前と思っている掃除の習慣が西欧人にとっては奇異に見えるという何とも滑稽なレポート、あなたはどう思いますか(笑)