ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

デートの日まで知っている、恐ろしいファーウェイの「個人監視」。

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中国・上海で新型コロナウイルス感染患者の濃厚接触者を調査した文書がSNS上に出回り、その詳細すぎる内容に「行き過ぎた個人情報の収集だ」と、批判の声が広がっている。「濃厚接触者についての調査状況」と題されたこの文書は、上海で感染が確認された男性患者の濃厚接触者とされた男性に関するもので、中国のSNS「微博」上で拡散された。それを見ると、男性の氏名、住所、電話番号、身分証番号、身長や体重などのほか、住んでいる部屋の間取りや体格、恋人の氏名といった詳細な情報が記されていた。さらには、男性が恋人とデートした場所や日時、銀行で行ったローン手続きなどの具体的な行動内容のほか、「地下鉄と銀行ではマスク着用、コーヒーショップでは着用せず」など、リアルタイムでのマスク脱着状況まで事細かに記入されていた。「個人情報」をなぜこれほどまでに詳細に把握できるのか。それは、中国の独裁政府が、国民の不穏な行動を監視する目的で中国全土の国民一人ひとりの「個人情報」を1.7億台あると言われる監視カメラをすべてネットワーク化し、人工知能を用いて、個人を特定し、行動監視 できる「天網」という個人監視システムをファーウエイの技術で作り上げ、情報収集しているからだ。すべての個人が監視されまったく自由がない国「中国」、これをきっかけにして「自由」を求める声が国民の側から上がってこないのも、不思議なことに思われる。