ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トランプ大統領、韓国映画パラサイトのアカデミー賞は無茶苦茶。

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アメリカのトランプ大統領が、コロラド州コロラド・スプリングスで開かれた遊説の会場で、「寄生虫の様な韓国映画が作品賞を受けたのは信じられない」とし、アカデミー授賞式を批判した。「今年のアカデミー授賞式はむちゃくちゃだった」と言い、「なんと韓国映画が受賞した。 一体それがどういうことなのか」と皮肉った。トランプ大統領は「韓国とはすでに貿易に関して十分に問題が多い国だが、それに加えて今年の最高映画賞を与えた。寄生虫がそんなに良い映画か、私には分からない」と述べた。続けて「私は『風と共に去りぬ』の様な映画が出ることを願った」とし「サンセット通りの様な良い映画が多いが、受賞作は韓国映画だった。最初は外国語映画賞を与える思った」と、繰り返し「パラサイト」を寄生虫映画だと貶した。こうした発言の理由のウラにあるのは、近づく大統領選挙を踏まえ、ライバル民主党の前大統領だったオバマ氏を意識しての発言のように思われる。なぜなら、オバマ前大統領が毎年恒例で発表している「お気に入り映画」の2019年度リストの中に『パラサイト 半地下の家族』が含まれていたからだ。良い作品はどこの国の作品であっても素直に認めるオバマ前大統領、「アメリカファースト」のトランプ大統領にしてみれは、まったくもって「気に食わない」という事なのかもしれない。それにしてもアメリカの前大統領と現役大統領の2人が話題にした韓国映画「パラサイト」は、世界に通じる映画作品と言えるだろう。