ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トランプ大統領、ノーベル賞より先にイグ・ノーベル賞が来た。

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つい先日、米ホワイトハウスが、トランプ大統領がイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化合意への貢献を理由に、2021年のノーベル平和賞候補にノミネートされたと発表したばかりだが、それより先に、「イグ・ノーベル賞」授賞式で「医学教育学賞」にトランプ大統領が選ばれたと発表された。授賞理由は「新型コロナウイルスの世界的流行で、政治家が学者や医師よりも生死に影響を及ぼすことを知らしめた」と、実に皮肉たっぷりにその理由が発表されたのだ。「イグ・ノーベル賞」は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした個人やグループに対し、笑いと賞賛や皮肉を込めて授与されるいわばノーベル賞のパロデイ版だ。日本人はこの賞を繰り返し受賞しておりイグノーベル賞常連国になっていて、今年はヘリウムガスをワニに吸わせ、鳴き声の変化を調べた京都大霊長類研究所の西村剛准教授らのチームが受賞した。選考はノーベル賞受賞者を含むハーバード大学マサチューセッツ工科大学の教授ら複数の選考委員会の審査を経て行われ、授賞式は、ハーバード大学で毎年行われる。トランプ米大統領は新型コロナをめぐり、抗マラリア薬に効果があるなどと無責任な言動を繰り返したことが今回の受賞の対象となった。世の中の奇人・変人を対象としたイグ・ノーベル賞受賞の知らせを聞いて、トランプ大統領はどんな面持ちだっただろうか(笑)