ビジネスシーンで「一流の気配り」ができる人物かどうかは、海外出張時の飛行機の機内での振る舞いに顕著に現れるモノ。JALの客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスで約5年乗務した経験を持つ元CAだった清水裕美子氏がアメリカの経済誌FORBES のインタビューでそう語っている。元CAが語った一流客とは、機内でどんな振る舞いをするのだろうか。①CAの目を見て挨拶してくれる人(「ご搭乗ありがとうございます」と挨拶をした際に、返事を返してくださるお客様は少ないのに、日本人で海外のお客様と同じように目を見てしっかり返してくださる方)②手荷物を率先して収納してくれるお客様(背の低い女性などが近くに居た場合、スッと席を立ち「手伝いますよ」と手を差し伸べてくださるジェントルマン)③依頼の仕方が丁寧な方(単語のみで依頼するお客様が多い中「○○いただけますか?」と丁寧な依頼の仕方をしてくださる方)④読み終わった新聞や雑誌をすぐに返してくれる方(朝の便では、人気の新聞や雑誌はすぐ出払ってしまい、順番待ちになってしまうので)④食事のあとがきれいな方(機内食を食べ終わったあとはトレイの上が散乱してるのが普通)⑤必要のないものは受け取らない方(無料で提供されるアルコール類は、自分に必要な分だけ頼み、「デザートはキャンセルで」など必要ないものは最初から断られる方)⑥降りたあとがきれいな方(飛行機を降りる際に使用したイヤホンや毛布がキレイにたたまれていたり、ゴミがまとめられたりしていて、「発つ鳥アトを濁さず」という言葉通りの方)。いかがです?あなたの機内での振る舞いは、一流の乗客としての合格点が貰えそうですか(笑)