ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「マスクはしない」トランプ大統領のドレスコード。

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これまでは新型コロナウィルス感染の症状がある人以外はマスクは不要と言っていたトランプ大統領。4月に入りウイルスの感染が拡大し続ける中で、一転して国民に自主的な布マスクの着用を勧める方針を発表した。トランプ氏は会見で「医療用マスクは医療従事者が使うものだ。布マスクは家庭で簡単に作ることができる」と強調。さらに、マスク使用は「自主的」なもので「やらなくてもいい」と発言。「自分はやらないと思う」と述べた。記者から「自分はやらない」という発言の理由を尋ねられたトランプ大統領は「ただ自分はやりたくないだけだ」「オーヴァルオフィス(大統領執務室)にいて、あの美しい『レゾリュート』(高級な机)に向かいながら……大統領や首相や独裁者や国王や女王を迎えるのは。ともかく、自分がそうする(マスクする)のは想像できない。もしかしたら考えが変わるかもしれないが」と答えた。つまり、マスクを付けて他の国の国王や女王に面会することは大統領としてのドレスコード(服装ルール)に相応しくないから、ということのようだ。先日、ラスベガスのネットニュースの記者が東京からラスベガス行きのユナイテッドの機内で、客室乗務員全員がマスクを着用していたのにアメリカの空港に着いた途端にマスク着用率は一気に2割にまで下がり、ラスベガス行きの飛行機では、150人の機内でマスク着用者は1人となり、客室乗務員ではゼロになったという体験を記事にした。ユナイテッドのスタッフに記者がその理由を尋ねると「マスクを着用しての勤務は職場のドレスコードに反するので」と答えたという。ドレスコードか、感染の怖さか、今トランプ大統領をはじめアメリカ人、どちらを選ぶかまさに正念場と言えるだろう(笑)