ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

井上尚弥のKO勝利をフイにしたレフェリーの不正ジャッジ。

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バンタム級世界最強王者を決めるWBSS決勝、井上尚弥とノニト・ドネアの試合で、井上尚弥のKO勝利をフイにしたと思われるレフェリーのジャッジや行動に対し不審の声があがっている。問題となった場面は試合終盤の11R。ドネアがダウンしそうになると、レフェリーが二人の間に突然割って入ったり、さらに、その後のドネアのダウンシーンでは明らかに10カウントした(ように映像では見える)のにKOが宣告されなかったのだ。11Rの実際の映像をyoutubeで見て再確認してみると、井上選手の左ボディブローを食らったドネアが、たまらずその場から離れようとし井上選手がこれを追撃をしようとした瞬間、レフェリーが井上選手の前に立ちはだかり、これを妨害している。さらに、問題のドネアが井上選手の強烈なボディブローでダウンしてしまったシーン(⬆上の写真)、レフェリーは両手の指10本をたててドネアにカウント10を明らかに宣告したように見えるのに、このあとドネアは立ち上がり、試合が続行されたのだ。井上選手の所属する大橋ジム会長は、試合後の記者会見でこのダウンシーンについて「(リングサイドに居て)僕が数えたら(カウント時間が)20秒くらいあった」と証言。ドネア自身も試合後に「あれは効きました。あのパンチを受けた後、私は立つこともできたが、さらにボディを打たれたら、そこで終わってしまう。だから膝をついて(レフェリーの)カウントを聴いていた」とKOに値するボデイブローだったことを認めている。5階級制覇のレジェンドであるドネアに、惨めなKO負けをさせたくないと時間稼ぎをしてドネアを逃したレフェリーの行為は、3−0の判定で勝利したモンスター井上の「事実上はKOだった」事を、あらためて世に知らしめる結果になったと言えないだろうか(笑)