ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

欽ちゃんの金言。「あの人のために何とかしたい」は成功する。

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お笑い芸人のレジェンド欽ちゃんは、2015年社会人入試で駒澤大学仏教学部に合格し4年間の勉学に励み、卒業こそしなかったがかなりの高成績を残したという。「僕が試験で90点以上取ったもんだから、(単位修得の)40点取れたらいいやって言ってた同級生たちが焦ってね。『このおっさんに負けたのか!』って必死に勉強するようになって、軒並み成績が上がっちゃった。あれには驚いた」と語っている。そして学校での成績についての母親の思い出についても語った。「うちの母親は偉かったですよ。僕がどんな成績の通信簿を持って帰っても、常に同じ対応をするんだから。中学の時、真ん中くらいの成績になったら『わ~っ、きれいに真ん中に揃って』って褒めてくれた。高校生になって250人中210番になった時、さてどう言うかなあと思っていたら『すごいね、後ろに40人もいるね』って。そこからはものすごく勉強しましたね、恩返ししなくちゃと思って。そしたら成績が上から20番めにぶち上がった。通信簿を持ち帰ったら、母親はそ~っと開いてすき間から見るわけ、恐る恐る。で、次の瞬間『あ――っ!』って絶叫してパンって閉じて。拝むようにしながら『母ちゃん嬉しい』って言ったきり、後は何も言わなかった。「その時、学びましたね。相手に対して怒りたいと思った時は怒らない。怒っても意味がないって、それは大人になっても同じなの」。「あの人に世話になったから、あの人のためになんとかしたいな」という気持ちでやった仕事は100%成功する。『喜ばしてやろう』とかね。逆に『よし、これで一儲けするぞ!』では成功しない、絶対」。コメディーで一世を風靡した欽ちゃんならではの「金言」だ。