ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

3割を切り、ホームランも出なくなった大谷翔平に何が起こった?

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6月に爆発的な打撃を見せたエンゼルスの大谷翔平選手、後半戦の7月に入って3割あった打率を2割8部5厘にまで下げてしまった。ホームランも6月の8本が7月は5本とめっきり打てなくなった。その理由としてMLBコメンテーターアキ猪瀬氏は「後半戦に入ってからホームランが出ていません。これには理由があります。三振か凡打になるパターンがハッキリしてきたんです。大谷君は追い込まれてから、低めのストライクからボールになる変化球で打ち取られているんです。いまは全球団がそのパターンで大谷君を打ち取ろうとしていて、そのパターンがMLBで確立されたためです」と指摘。この話を裏付けるようにマリナーズのマーフィー捕手が「オオタニは偉大なパワーの持ち主。彼の打席で成功を収めるには低めのストライクゾーンにボールを集めるしかないと思っている。内角、外角はそこまで関係ない。オオタニが待っているボールを投げてはいけない。彼の意識を外したところで、低めにボールを決めることが我々にとって攻略のカギなんだ」と大谷攻略の方法を語っている。確かに外角低めのボールに泳がされるようなスイングで大谷が凡退する場面をしばしば目にする。大谷自身は自分の打撃について「結果的に上がっている打球はヒットになったり、ホームランになっている率が高いので、やっぱりゴロになればアウトになる確率が高くなっちゃうので。かといって「上げ」にいくのではなくて、「自然に上がる」ポイントでしっかりとらえられるかどうかが大事かなと思っています」と語っている。大谷の打棒復活のカギは、本人が言うように打ったボールが「自然に上がる」ポイントへ戻せるかどうかにかかっているようだ。