洗剤メーカー大手の花王が、社内の働き方改革や家事の分担を提唱する「#BeWHITE」と名付けた社員向けキャンペーン(⬆上の写真)を一時休止し、関連サイトを閉鎖すると発表した。問題となった「ホワイト」という表現、社員の働き方に配慮した企業を「ホワイト企業」と呼ぶことからプロジェクト名に「ホワイト」の文言を入れたのだという。しかし、ホワイトが肌の色を連想させ、これを肯定した表現は人種差別に当たるのではないかという指摘が社内の一部からあったためサイトを急きょ閉鎖したのだという。このニュースに早速海外の若者たちから多くの反応があった。「白人ではない日本人の間でナゼこれが問題になるんだ?」「過剰反応しすぎ、ホワイトは洗剤やクリーニングの広告に最適なのに」「気にしてないからホワイトという言葉を使ってイイと伝えてくれ」「馬鹿馬鹿しい」「愚かなやつは何でもかんでも人種差別と騒ぐのか」「ヒドイ英語のキャッチフレーズなのは確かだが、人種差別とは思えない」などなど、花王がホワイトという言葉に過剰反応して自主規制したことを訝る声がほとんどだ。本当の「人種差別」についてまるでわかっていない黄色人種の日本人、過剰な反応を示すのは「いかがなものか」と海外の若者たちは冷ややかに見ているように思われる。