ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ミス日本、サッカー代表GK、あなたに「人種差別」の踏み絵。

今年の「ミス日本」に選ばれたカロリーナ椎野さん(⬆上左)、両親ともにウクライナ人でウクライナ生まれという生粋のウクライナ人なのだが、母親が離婚して日本人男性と再婚、カロリーナさんは5歳で来日し以降日本で暮らしている。その彼女が2024年「ミス日本」に選ばれたことでSNS上で多くの批判の声が挙がった。「柴犬コンテストで「柴犬と一緒に育てられましたー」っていうチワワがエントリーして優勝した感じ、違和感!」「ミス日本で1mmも日本人の血が入ってないのはあかんやろ」「ミス日本っていうなら純血じゃなきゃな」「純粋に身体性を競うコンテストで、外部規格の身体の人を参加させて優勝させたらダメだろ」など「人種差別」的発言が相次いだ。時を同じくして、ガーナ系米国人の父と日本人の母を持つサッカー日本代表のGK鈴木彩艶 選手(⬆上右)がSNS上で人種差別的な発言をされたことがニュースになった。彼は、現在開催中のアジア杯のイラク戦で失点に関与し、その前のベトナム戦でもミスがあったことをキッカケにしてSNSで「差別口撃」を受けたのだ。こうした「差別」発言がある一方でこんな意見もあった。「日本人の人種差別意識が試されるニュースや」「これが多様化だ、受け入れろ」「国際社会にも多様性のある日本アピールが出来ていいと思うぞ」「純血日本人は混血日本人に劣るという結果、日本人は外国人に劣るという現実」「いい加減こういう純粋差別やめろバカ日本人」。2024年早々に出てきた人種差別の2つの「踏み絵」、あなたは踏みますか?