タレントのビートたけし(72)が、40年以上にわたり連れ添った幹子夫人(67)と離婚したことが大きな話題になっている。その理由は、たけしが支払ったとされる離婚慰謝料が、離婚に際して超高額の慰謝料を支払う海外セレブ並に高額であり、日本では前例のない高額になるからだという。マスコミは「日本の芸能界で史上最高額の“手切れ金”であることは間違いない」などと連日報道しているが、一番肝心の慰謝料がいくらだったのか報道各社によってその金額が違うというフェイクニュースのオンパレードだ。安い所では1千万円と報道し、高い所では200億円を超えていると報道する。弁護士の見解を交えての報道では、たけしが数百億円とも言われる財産を全て前妻に譲渡し、手元に残ったのは3億円の豪邸のみだ、とされる報道にについて「法律上そこまでする必要はなく、資産の半額+慰謝料500万円が妥当」だという弁護士の見解付きで慰謝料金額を推測している。たかがタレントの慰謝料の話だからフェイクニュースで十分だとマスコミ各社はどうやら考えている様子だが、それを聞かされる一般読者は堪ったものではない事はたしかだろう。本当のところはいくらなのか?さまざまな金額報道が出揃ったところで、離婚の調停に関わった弁護士や当人達に最も近い筋からより確実な裏付けを取ったうえでフェイクではない金額報道がなされるべきではないのか。イイ加減な報道でことを済まそうとする三流マスコミ各社は、所詮「オオカミ少年」レベルの報道しかできないままなのだろうか(笑)