ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「不倫」で大騒ぎする国ニッポン、アメリカでは。

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タレントの不倫疑惑が持ち上がると、必ずといっていいほど当の本人がお詫びのコメントを出す、こうした習慣があるのは、東洋の国ニッポンだけだろう。日本では浮気や不倫は当たり前だが、アメリカでも事情は同じ。違うのは浮気や不倫があってもなかなか離婚にならないのが日本。妻側に経済力がない事やまだ小さな子供がいて我慢するしかないといった現実があるからだ。日本人は体裁が悪いとか出世に響くとか近所の目や世間体を気にして離婚にならないことが多いが、アメリカの場合は即離婚に至る場合がほとんどだ。アメリカの場合、夫婦が離婚した場合は、財産分与はすべて50%ずつ分け合うのがルール。たとえ、夫側に妻に内緒の貯蓄があったとしても、「貯蓄はない」という言い訳は通じず、すべて公開された上で50%ずつ、平等に分与される。さらに、夫婦が離婚した場合、、夫側に養育費の義務が発生し、しかもこれは、子供が成人するまで続くのだ。だから、アメリカでは不倫が発覚したら、家や貯金などの財産分与と十分な養育費をもらい、不倫を続けるような配偶者とはとっとと離婚した方が自分にとってはメリットがある。と考える妻が多いのだ。一方、日本では過去の判例などを参考に慰謝料の金額を算出すると,離婚も別居もせず,夫婦関係をこれまで通り継続する場合で50万円~100万円,浮気が原因で別居に至った場合は100万円~200万円,離婚に至った場合は200万円~300万円が一般的な相場だ。日本の「不倫天国」を改めたいなら、先ずアメリカ並の「法改正」が必要だろう(笑)