ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

消費税10%、政府はズルイ「事前に少しづつ値上げしてショックを防げ」。

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乳製品やペットボトル飲料、冷凍食品といった、毎日の暮らしに身近な食料品が少しづつ値上がりしていることにお気づきだろうか。そのワケは、安倍政権が消費税の増税前後の駆け込み購入や増税後の急激な消費の落ち込みなどを防ぐために増税に備えた「便乗値上げ」を奨励していることがその理由なのだ。昨年11月に「消費税率の引上げに伴う価格設定について」という文書が、内閣官房、公正取引委員会、消費者庁、財務省、経済産業省、中小企業庁の連名で公表され、「消費税率引上げ前に需要に応じて値上げを行うなど経営判断に基づく自由な価格設定を行うことを何ら妨げるものではない」と消費税の増税前から、あらかじめメーカーや小売店が価格を引き上げることを奨励して、黙認する政策を打ち出しているのだ。その理由は、間近に迫った消費税10%に対する庶民のショックを前もって少しづつ値上げして「和らげておきたい」という算段があるからだ。消費税10%についての国民に対する意識調査では、消費税が増税されれば「家計を見直す」と答えた人57.2%。減らすのは「食費」が最多となっている。増税前のこうした値上げラッシュで庶民の「家計のやりくり」がますます厳しくなる中で、国が主導している増税前のこうした物価の狡っ辛い「値上げ誘導」をあなたはどう思われますか?