時事通信が実施した「10連休に関する世論調査」、この調査は全国の18歳以上の男女2000人に個別面接方式で3月8~11日に実施。有効回収率は61.2%だった。ゴールデンウイークが新天皇の即位に伴い10日連続の休祝日となることについて、この内の4割に当たる約500人が「うれしくない」と回答したと言う。「うれしくない」理由を尋ねると「仕事をしていないので関係ない」が28%で最多。「仕事を休めそうにない」19.3%、「家事などの負担が増える」10.8%、「仕事に支障がある」9.6%などが主な理由だった。仕事をしてない人達は恐らく学生だろうけど、「仕事を休めそうにない」「仕事に支障がある」の合計28.9%の回答者が気になるところだ。ワーカホリック(仕事中毒)のように自分の人生を過ごしている人達がこれほど多いのはナゼなのか。「休めないから」と回答した中で15%が「全く休めない(休まない)」と回答。「1日だけ」4.3%、「2~3日」18.5%と恐らくは2度とは来ない改元を祝う10連休をほとんどフルに休めない人が3割近く居るのだ。「全く休めない」を男女別で見ると、男性9.4%に対し、女性が21%の高さだった。つまりこれは10連休が稼ぎ時のショップ勤めの女性が多いのがその理由なのかもしれない。10連休を十分に満喫できる大手企業の社員と中小企業に勤める「ワーカホリック」との休日取得のこれだけの「格差」、時代が「平成」から「令和」に変わっても休日を休めない「仕事中毒」の人生は永遠に続くのだろうか。