正月のおせち料理に飽きるとカレーが食べたくなるというのはホントウだろうか?おせち料理には、豊作や家内安全、子孫繁栄などの願いが込められていて、一品一品に意味があり、お正月にしか食べない特別な料理だが、正月三が日を通して食べ続けるのはシンドイものだ。20代〜60代の男女1200人に行った調査で、おせち料理に飽きるのは元旦の1日目でという人が14.9%、2日目でが24.3%、3日目が31.8%という結果で、最初の2日間で実に4割の人がおせち料理に飽きてしまっている。料理研究家によれば「おせち料理は保存食であるため、ほとんどの料理が濃い味付けで、防腐剤代わりに砂糖もたくさん使い、味のトーンが似た食べ物が多いため、2、3日続くと飽きてしまう」のだとか。お正月になるとなぜか思い出す「おせちもいいけど、カレーもね」のテレビCM、44年前の1976年からお正月のお茶の間に流れた、キャンディーズが出演したハウス食品「ククレカレー」のテレビCM⬆で話題となったキャッチフレーズだ。では、おせちに飽きたらみなカレーを食べるのだろうか?同じ男女1200人の調査の回答では「ラーメン」「そば」「うどん」「スパゲッティー」などの麺類や「カレー」「中華料理」などの辛い食べ物が人気だったという。この中で、カレーを好んで食べると答えたのは、子供の頃に「おせちもいいけどカレーもね」のCMの影響を受けて育ったであろう50代の人達が、カレーを1位に選んだという。CMのチカラ恐るべしである(笑)