ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本愛フレディ・マーキュリーは、日本の美術館を丸ごと買おうとした。

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」で大ヒットをとばしたイギリスの伝説のロックバンド「クイーン」のメンバーは大の親日家として知られるが、中でもボーカルのフレディ・マーキュリーは日本の伝統的な美術品を好み、来日の度に日本の古美術品の収集に熱心だった。そのフレディが亡くなる5年前の1986年9月に栃木県足利市にある伊万里や鍋島などの陶器の古美術品の展示で知られる「栗田美術館」を訪ねた際のエピソードが面白い。美術館員から素晴らしい伊万里焼のお皿を見せられたフレディはすぐに買おうとしたが「これは売り物ではない」と拒否されたのに、なおも食い下がり館内の展示品の「あれを売ってくれ」「これを売ってくれ」と執拗に頼み続けたという。その理由を「だって、ひょっとしたら気が変わるかもしれないじゃないか」と同行者にフレディは語ったという。フレディが来日する度にボディガードを努めていた伊丹氏によると計7回の来日で、フレディは美術館ができるほどいろいろな日本の美術品を購入したという。「インターネットが今ほど普及してない時代だったのに、フレディは日本の美術品のことをとてもよく勉強していて古美術に造詣の深い人だった」と語っている。来日する度に日本人ファンを熱狂させ続けたフレディ・マーキュリー、その根底に日本人の感性と響きあう「美意識」があったからだ、と言えるかもしれない。