ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

Googleマップが日本製の地図の使用を止めたら突然デタラメになった。

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「Googleマップから林道、細い路地、バス停が消えた」「建造物の情報が古くなった」「道路の形や名称、地形がおかしい」──そんな報告が3月21日夜からネット上で相次いでいる。実際に日本国内の地図が以前から変わっている他、一部の道路が欠損していたり、建物が道路に重なって表示されたりする場所が多数存在している。この翌日の3月22日には東京株式市場で、地図会社ゼンリン(東証1部)の株が一時ストップ安になって前日比500円安い(-16.90%)2457円にまで下落した。その理由はGoogleが、Googleマップに採用しているデータを、ゼンリンの地図データから自社のものに切り替えた可能性があるという情報が一気に広がり嫌気された為だ。Googleマップが突然デタラメになった時点で地図の右下にある権利表記の欄にあったZENRINの文字(⬆上の写真参照)が消えてしまい「地図データ©2019 Google」に変更されている。どうやら、これまで採用していた日本国内大手の地図メーカー・ゼンリンの地図データから、Googleが自前で用意した地図データへとGoogleマップを変更してしまった様子なのだ。Google社は3月はじめに日本のGoogleマップにダウンロード可能なオフラインマップを追加すると発表したが、ゼンリン社との契約ではこの「機能追加」が約束違反の為、怒ったゼンリン社が地図データ提供から降りてしまったことが、今回の不具合の原因だとされている。Google社は航空写真から道路の存在や形状を機械学習で検出したり過疎地域ではスマートフォンの通過実績を使って独自で地図をデータ化していると思われ、やはりゼンリン社が足で歩いて地道に作り上げた地図データとは正確さで勝てないようだ。Google社はゼンリン社に頭を下げて即刻元の正確な地図データに戻すべきだろう。