日本では誰でも利用しているアプリをアメリカ人はほとんど知らない、逆にアメリカ人には当たり前のアプリを日本人はほとんど利用しない。今年1月にアメリカのピューリサーチ社が行ったアメリカ人のスマホにおけるSNSのアプリ利用状況(上記グラフ参照)の結果を見ると日米のアプリ利用の違いが面白い。アメリカ人が利用するアプリの第1位はYouTubeだが日本での利用率でYouTubeは第2位だ。日本で利用率トップはLINEだがアメリカでは最下位の8位にランクされてほとんどのアメリカ人は利用していない状況だ。これとは逆に、自分が行動するための情報を集めるアプリでアメリカの女性たちには人気の高い利用率4位のPinterrestは、ほとんどの日本人は利用してないため最下位の8位にランクされている。昨年「インスタ映え」という流行語まで生まれたInstagramの利用率でも日本は5位、アメリカでは3位とその利用率はまだまだ日米で大きな開きがあるようだ。アプリ利用のベスト3は、アメリカではYoutube、Facebook、Instagramの順序だが日本ではLINE、YouTube、Facebookがアプリ利用の御三家だ。アメリカ人は日本人がよく利用しているLINEの代わりに使っているのがFacebookのメッセンジャーだというのも面白い。このアメリカの調査ではYouTubeの利用率は高いけれども利用頻度つまり毎日サイトを訪れる頻度は少ないという。やはりFacebookやInstagramのように毎日サイトを訪れる必然性のあるアプリのほうがアメリカでは人気は高いようだ。