ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

イチローはナゼ「50歳まで現役」と言い続けているのだろうか。

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MLB公式サイトCut4が「イチロー・スズキ、野球の魔術師は50歳までの現役続行を望んでいる」というマーリンズの地元紙にイチロー選手がこの春キャンプ中に語った内容を紹介した。しかしイチロー選手がいくら望んでも適うかどうかは実力最優先のメジャーリーグの世界では厳しい現実だろう。しかし、イチロー選手の50歳現役は今に始まった発言では無い。驚くことにメジャー入りした翌年29歳当時すでに「50歳現役」について語っていたという証言が引退したヤンキースの主砲Aロドリゲスの口から昨年語られたことは有名なエピソードだ。29歳の若さのイチローの口から「50歳まで現役でやりたい」と聞かされたAロッドは「思わず椅子から転げ落ちそうになった」と語っている。15年前から今日まで「50歳現役」を一貫して目標に掲げているイチロー選手の考え方はいったいどういう事なのだろうか。幾らスーパースターと言えども年齢による衰えは年と共に打撃成績にあらわれてくることは確実に目に見えている。打撃不振が続けば当然競争の激しいメジャーリーグではお払い箱の可能性だってあるだろう。なのに、15年間維持し続けて居る「50歳現役」というイチローの大きな目標。Aロッドはエピソードを語った後に「彼はとてつもない野球への情熱と集中力を持っている素晴らしい選手だ」と称賛したというが、イチローが野球への情熱と集中力を50歳になるまで絶やさずにいようとしている限り、そういう彼をリスペクトするメジャーの監督達はイチローに現役続行のサポートを喜んでしてくれるに違いない。「50歳まで現役」という前人未踏のメジャー記録をイチロー選手が実現するのも決して夢では無い話だろう。