ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

チャンスで弱い大谷翔平、殿堂入りレジェンドが大きなヒントを。

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打撃専門の今シーズンの大谷選手、相変わらず絶好調を続けているがひとつ不満なのは「チャンスで打てない」場面が多々あることだろう。満塁の絶好機に打てない場面をしばしば見かける。今シーズン、走者が得点圏にいる状況では17打数4安打の打率は2割3分5厘。スタットキャストによれば、昨年の得点圏打率は80打数28安打の3割5分で、昨年から比べると、明らかにチャンスで打てていないことが良く分かり、オールスター明けの後半戦の大きな「課題」になりそうだ。そんな大谷選手にメジャー通算3110安打465本塁打1833打点など数々の偉業を成し遂げ、2001年に米野球殿堂入りを果たした元外野手のデーブ・ウィンフィールド氏が大きなヒントを語っている。「私は現役時代、打点が第一、打率は2番目、本塁打は最後という哲学だった。ホームランはどうでもよかった。とにかく出塁する。相手に脅威を与えることがモットーだった」。大谷についてウィンフィールド氏は「大谷の打席では全体的に内野が右に寄る極端なシフトを敷くが、強烈な打球と俊足、そして、ビックフライでそれを打ち破っている」この光景を現役時代の自らのプレーと重ねて、「痛快な思いでいる」と語っている。大谷選手がチャンスに強くなるにはウィンフィールド氏が言うように本塁打や打率を上げることより「とにかく出塁する」バッティングに徹することで「相手に脅威を与える」得点圏打率が向上するに違いない。