ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平のヘタクソな英語スピーチ、なぜホメる?

ドジャース・大谷翔平投手が全米野球記者協会(BBWAA)主催の夕食会で行った“オール英語”のスピーチについて日本のメディアは、「流暢な英語スピーチ」だったと褒め讃えた。いつの間に大谷の英会話能力が上達したのかと思いながらTVニュースで繰り返さし流されたそのスピーチ場面を見てみたが、発音も話すスピードもまるで日本の中学生が先生に名指しされて教科書を読んでいるような「たどたどしさ」を感じたのは私だけだろうか、と思ってSNSを検索すると、「大谷のスピーチを目を閉じて聞いてみたら、原稿を棒読み口調で、アクセントもおかしい、聞いてる人には英語に慣れていない日本人の話し方だとすぐ分かる」「大谷選手の英語力、多分『英検』受けたら合格は難しいと思った」などの意見が見られた。米国ネットのQ&Aサイト「Quora」に、大谷選手が英語が話せるかというクエスチョンに、「オオタニは英語を話せない」という投稿があった。「勝利後のインタビューで、彼が英語での質問を理解していないのは明らか、なぜなら一平が日本語に通訳した後に始めて彼は反応してるから」という投稿があった。英会話の基本中の基本「相手の話を聞き取れなければ話せない」。5年前の「新人王」受賞の際のスピーチで大谷は「次回ここに立つ時はこのカンニングペーパーが必要ないといいのですが」と話したが、5年後の今回のスピーチでもカンニングペーパーを棒読みした。それでも彼の英語が流暢だと褒められるのは2刀流のスーパースターの「特権」なのだろう(笑)