ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

3冠王カブレラ、死球を受けた大谷翔平にお返しパンチ。

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エンゼルス大谷翔平は、本拠地エンゼルスタジアムでのタイガース戦に「2番・投手」として出場。打者として1打数無安打2四球、そして投手として6回1失点5奪三振の好投で、今シーズン3勝目をマークした。4回に、大谷は2012年MLB3冠王の強打者カブレラとの対戦で、スプリットがすっぽ抜けて左腕に当たる死球を与えてしまうアクシデントがあった。思わぬコントロールミスに大谷は、すかさず帽子を取ってカブレラ選手に“謝罪”を示す日本的なふるまいを見せる。 メジャーでは帽子を取らない投手が多い中での大谷の丁寧な謝罪に、カブレラは怒りを示すことなく一塁へ。それどころか、次のイニングで1塁を守るカブレラが、四球で出塁した大谷の右手を保護する走塁用グローブに軽くパンチを当てる仕草を見せたのだ(⬆上写真)。このシーンに、MLB公式ツイッターが(ショウヘイとカブレラは)「最高の友達になっちゃったのか?」と冗談めかしてつぶやいた。 試合後の記者会見で、四球で出塁した際、一塁のカブレラ選手と談笑、パンチを繰り出したり、塁上で盛り上がっていた経緯を尋ねられた大谷選手は 「そうですねハイ、結構(カブレラ選手は)行くと話しかけてくれたりとか、フレンドリーな感じでしてくれる選手なので」と答えた。三冠王1回、首位打者4回、本塁打王2回、打点王2回のカブレラの接し方を見ると、大谷が大リーグの超一流選手に認められた「証」と言えるだろう。