ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

正直いってつまらん、53年ぶり甦ったビートルズの新曲。

ジョン・レノンが、暗殺される前年1979年にカセットテープに吹き込んだ未発表曲を、元メンバーのポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスン(2001年死去)の歌声や演奏を加えて、編集・制作に人工知能(AI)技術を駆使したビートルズ解散後53年振りの新曲と銘打った「NOW AND THEN」⬆がリリースされた。発売開始10時間で全英シングルチャートの42位にランクインしたのは驚きだった。早速、YouTubeで視聴してみたが、正直言ってつまらない曲に思えた。世界のメディアの評価はどうだったのか。米紙ワシントン・ポストは「ひどくはないが、結局のところ平凡だ」。英紙タイムズは「クラシックでほろ苦く、いかにもビートルズ的」ではあるものの、「傑作には程遠い」と指摘した。NPR(米国公共ラジオ放送)は、この「NOW AND THEN」について 「53年の過去を振り返る切ない好奇心に過ぎない」 というタイトルで、「この曲には一般的な感謝、懐かしさ、そして深い切なさ以外のものは無く、メンバーのジョン・レノン、ジョージ・ハリスンが亡くなり、残った2人が80代初頭の視点でレノンの言葉を振り返るという感情のカクテルに満たされている。ここには深い音楽的な洞察はなく、蘇ったジョン・レノンのボーカルは上々と思えるが、完成した曲のサウンドは、彼が望んでいたものには達していない」と酷評している。あなたも試しにYouTubeで不評だらけの「NOW AND THEN」をご視聴あれ(笑)