ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ターミネーター」本当はシュワルツネッガーが主役では無かった。

未来で繰り広げられる人類とアンドロイドとの死闘を描き出したSF映画『ターミネーター』。1984年〜2019年までに6作品が公開された人気シリーズ映画だ。この映画で欠かせない主役のターミネーターを演じ続けているアーノルド・シュワルツェネッガー (⬆上左)は、ジェームズ・キャメロン監督(⬆上右)によれば、当初はサラ・コナーをターミネーターから守るカイル・リース役のはずだったという。ところが映画の製作に入る前、キャメロン監督とシュワルツェネッガーが一緒にランチをした際、「誰が演じようとはっきりさせておきたいのが、ターミネーターを演じる者は、目隠しをしたまま武器を分解して武器を組み立て、銃を撃ち、装填する訓練をしなければならない。ターミネーターは何をしていようが、自分の手を見下ろすことができないから完全に目隠しされている状態だ。彼は機械だから」とシュワルツェネッガーが力説。さらに、ターミネーターの歩き方や話し方、機能などについて1時間のランチの間に熱っぽく語ったという。ランチの後「ターミネーター役をやってみないか」とキャメロン監督はシュワルツェネッガーに言い、続けて「つまり、君はターミネーターというキャラクターをとてもよく理解している。それこそが私たちの求めているものだよ」と、ターミネーター役をシュワルツェネッガーにその場で変更する意思を伝えたという。