ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ナゼ日本人は古代中国は好きで現代中国は嫌いなの、と中国。

中国のネットメディア捜狐(そうふ)が、日本人は宋の時代より前の中国人は尊敬しても、それ以後の中国人をなぜ尊敬しないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。記事では、「宋の時代よりはるか前の「春秋時代」の中国人は生気に満ち溢れ、品格もあった、漢や唐の時代の中国人は自信に満ち溢れ、同時に優雅であった」とし、例えば「春秋時代」では孔子のような思想家が生まれ、強きを挫き、弱きを助ける「侠客」としての文化が最も花開いた時代であった。さらに、唐や宋の時代は思想面での飛躍はなかったものの、「三国志」などの文学や芸術が発展した時代だったと解説、日本人が、宋の時代より前の中国人を尊敬しているという話は「確かに道理に適う」とし、現代の日本人が古代の中国人は尊敬しても、現代の中国人を尊敬しないのにはれっきとした道理があるとし、「同じ炭素からなる物質であってもダイヤモンドと黒鉛がまったく異なるように、同じ中国人であっても、古代の中国人と現代の中国人はまったく別物」であると結んだ。それで思い出すのは、今年の8月、中国・江蘇省蘇州市の街中で、日本の浴衣を着た中国人女性が警察官に連行された騒動だ。中国の知識人から「日本の浴衣の着用を禁止すべきではないし、そのような規則も実際にない」と批判されたこの事件、日本人が現代中国が嫌いという理由は「自由な自己主張」を許さない独裁国家だからだ、ということに中国人は気づくべきだろう。