ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

海外の疑問、侍JPAN、なぜ侍ニッポンと言わないのか。

毎試合テレビの視聴率が平均で40%超えと日本中をトリコにしているWBCでの「侍JAPAN」の活躍ぶりは、世界中から注目されている。そんな中、米国の掲示板REDDITに「侍JAPANはなぜ侍NIPPONと呼ばないのか」という疑問の声が投稿された。言われてみれば、侍といえばJAPANよりNIPPONと呼んだほうが「サムライ精神」を表現するのにふさわしいように思えてくる⬆。ニッポンという呼称は、89年前の1934年に文部省臨時国語調査会において「日本」の読み方を「にっぽん」に統一し、外交文書における国号の英文表記も「Japan」から「Nippon」に変更されている。にもかかわらず、諸外国が「JAPAN」と呼ぶ習慣に従って日本では「Nippon」よりも「Japan」と呼ぶのが当たり前になっている。その一方で、郵便切手や紙幣(日本銀行券)などでは日本語による発音に基づく「NIPPON」が公式なアルファベット表記として使用されている。では、「ニッポン」の語源は何なのか?1200年前の平安時代、日本と中国・唐との交流が盛んになった頃、中国人は「日本」のことを「日の本(もと)の国」という意味で「ニエット プァン」(niet puən)と呼んだ。日本人はこの発音を真似して自国のことを「にっぽん」と呼ぶようになったのだという。「ジャパン」はマルコポーロが呼んだジパングが語源、「ニッポン」の呼称は中国人の呼び方が語源、ジャパンもニッポンも外国由来の名称であるから、「侍ジャパン」でも「侍ニッポン」でも、どちらの呼び方を使っても別に間違いでは無いようだ。