ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スターバックスを出し抜いた110円セブンコーヒー。

コンビニ100円コーヒーの元祖「セブンカフェ」。2013年1月にカウンター商材として導入され、年間4.5億杯からスタート、2018年度に11億杯を突破した。1店舗当たり1日平均130杯弱の販売数だ。年間11億杯は売り上げに換算すると1杯100円と仮定し1,100億円。 コーヒー業界のNO.1スターバックスの売上1,700億円に次いで2位にランクされることになる。3位はドトールの売上1,093億円。スタバの売上はフードやらグッズも含めた売上高なので、コーヒー単体ならセブンの方が多く飲まれてる計算だ。しかもコーヒー1杯の価格が100円なので顧客数では断然スタバより上になる。カウンターに置かれたコーヒー抽出マシンが、損益分岐点を超えるには1日40杯以上の売上が必要だが北海道のセブンコーヒー1店舗あたりの売上は平均50杯、鹿児島県では何と平均90杯の平均売上を上げたため、あれよあれよという間に全国17,000店舗にまで「セブンカフェ」が広がったというわけだ。では、コーヒーそのものの「味」はどうなのか。設備投資の必要がないセブンコーヒーの豆の品質は設備投資の負担が大きいスタバの豆と同じランクの豆だという。スターバックスのコーヒーは深煎りで味が濃いのが特長、セブンコーヒーは香ばしい香りが特長だが、味は薄めでスターバックスと飲み比べてみると「マイルド」な味で口当たりが良く、苦味に慣れていない人でも香りを楽しみつつ”コーヒー”を味わえる。たかがコーヒーされどコーヒー、スタバvsセブンコーヒー、1杯110円で楽しめるセブンの「勝利」は当然だろう。