安倍晋三元首相(67)が、奈良市内で街頭演説中に銃のようなもので撃たれて死亡した暗殺事件。安倍元首相の死因について治療に当たっていた奈良県立医科大学付属病院は、3mの至近距離から発射された銃弾が心臓と胸部の大血管を損傷したことによる「失血死」と発表した。警察庁は、警護の体制が十分だったかどうか今後検証すると言うが、銃撃した山上徹也は、なぜ警護をすり抜けて安倍元首相の背後3mの至近距離にまで近付き発砲できたのか。⬆上の写真の山上徹也は銃のようなものを肩から下げた姿は明らかに挙動不審な格好だ。安倍元首相を警護する警視庁のSPは、首相を辞めたあとも30人体制で、奈良での立会演説会には奈良県警の警察官がさらに加わって事件が起きた現場には、警視庁からのSP&奈良県警の警察官など50人を超える警備体制だった筈だ。安倍元首相の前と横はきっちりと警備をしていたのに、演説している安倍氏の後ろの警備はガラ空きだった。暗殺犯山上は、安倍元総理の後ろ約2~3メートルまで近寄って銃を撃ったが、なぜ警備者は山上が背後に回る事を制止できなかったのか。それより以前に 60人ものSP&警察官が暗殺目的の肩から銃を下げた山上徹也の挙動不審な格好に誰一人気づかなかったのだろうか。今回の暗殺事件は、警備に当たったSPと警察官の目が揃いも揃って「ふし穴」だったから起きたといって過言ではあるまい。