ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ビル・ゲイツ「日本の代わりになれる国なんか存在しない」。

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コロナ禍の3年前、マイクロソフト社の創業者、ビル・ゲイツ氏が自身のブログに投稿した「日本は復活できるのか」というタイトルの文章⬇を日本人は記憶に留めておくべきだ。「私は日本が大好きで、数え切れないくらい日本に足を運んでいる。伝統とモダンのユニークな融合に魅了されているからだ。日本は、私が米国以外にオフィスを作った初めての国である」「日本は世界経済の動向を追う者にとって非常に興味深い国である。1980年代の日本は、圧倒的な力強さを誇っていた。しかし現在日本企業の多くは中国・韓国の企業の影に隠れてしまっている。またデフレにより日本経済は低迷してしまったわけだが、多くの経済学者は、日本だけの問題だと考えていた。だが、今ではグローバルな問題となっている」「私は、日本は復活を遂げると考えている。今でも日本は裕福な国なのだ。日本はこれまでにも、今よりもっと悪い状況から立ち直ってきた。第二次世界大戦後の日本の復活劇はみなが知っている。日本の生活の質は高く、教育システムも堅固なものである。80年代のような飛び抜けたリーダーとして姿を見せる可能性は低いが、それでも、日本の未来はかなり明るいと信じている。もしあなたが私のように日本に興味を持っている人間であるなら(日本が持っている)「競争力」は、日本という魅力的な国の未来を見つめる上で、大きな示唆を与えてくれることが分かるだろう」。飛び抜けたリーダーが不在の今のニッポン、ビルゲイツ氏の「信頼」に果たして応えられるだろうか?