ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

イチゴ農家の息子に、首相のイスは合わなかったとNYタイムス。

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任期1年足らずで総理の椅子を投げ出した菅義偉氏。突然の辞任のニュースは世界中に発信され海外メディアはが一斉に報道した。辛口で知られる米国ニューヨークタイムスは、「日本の総理がわずか1年で辞める」と題した記事を掲載。「日本の田舎でイチゴ農家の息子に生まれた菅氏は、舞台裏で仕事をしてきた。表舞台のリーダーとなり、いつも居心地が悪そうだった」と任期中の様子を振り返った。CNNは「農夫の息子で段ボール工場の元従業員であった菅氏(72)は、仕事を成し遂げることができるという評判で成功した政治家だったと紹介。しかし、「菅は前任者の影から完全に抜け出すことができず、特にパンデミックへの対応は、政府の反応が遅く不安定であると反対派が批判するなど、広範な批判に直面していた」、とし、「非常に悪名高い「Go To」キャンペーンで国内消費を奨励したり、東京2020オリンピックは、国のトップコロナウイルスアドバイザーを含む保健当局からの警告にもかかわらず、広く人気がなく、世論調査では、大多数の国民がパンデミック中の主要なスポーツイベントに反対したことが彼の評価を落とした」と論評、「8月までに彼の支持率は過去最低の31.8%に低下したが、回答者の65%以上が彼を首相にとどまらせたくないと述べた」と、紹介している。その他の海外メディアも辞任の引き金になったのは「コロナ対策」の失敗だったとしているが、ニューヨークタイムスとCNNは、どうやら「イチゴ農家の息子は首相のウツワでは無かった」、と結論づけたかったように思われる(笑)