ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ウツ?なぜ最初から言わない」大坂なおみにイタリア紙批判。

f:id:gunjix:20210602095959j:plain

全仏オープンでの記者会見拒否が問題となった大坂なおみ選手は、大会の「棄権」を発表するとともに、メンタルヘルスの問題に苦しんでいることが会見拒否の理由だった、と明かした。この大坂なおみの告白に対して、イタリア紙『Repubblica』は、「オーバーなリアクション」「ローランギャロスからの撤退を急いだ経緯については不明な点が多過ぎる」との批判記事を掲載した。記事では大坂の決断を「本当に困惑」「客観的にセンセーショナル」と表現し、「不安に襲われ、うつ状態にもあった」という説明に「なぜ最初からそれをすぐにオープンに言わなかったのか?どうして、「メンタルヘルスを危険にさらす質問をするな」とメディアを非難する前に、これを言わなかったのか? 我々ジャーナリストが完璧でないというのはOKだが、精神科に行くような状態だったと聞いたこともなかった」」と大阪の態度を批判した。さらに「彼女が良い意味でも悪い意味でも大げさな表現をしないように願う。直近の全米オープンで、警察による黒人の犠牲者を追悼するマスクを毎試合つけて現れた彼女を覚えているだろうか?」 そして「彼女は自分のやり方で(ローランギャロスの)扉を激しく閉めた、真実は時間が経てば分かるだろう」という言葉で締めくくっている。先月、スポーツ長者番付で年収60億円で世界15位にランクされた大坂なおみ選手。今回の騒動は、自分流のやり方で、「扉を激しく閉め過ぎた」感があることは否めないだろう。